小説初心者にかけるべき言葉は多くないなと思った話


読者の皆さん、こんにちは。バーチャルブロガーのコトハです!

これまで何度か創作……主に小説執筆にまつわる記事をリリースしてきた当ブログですが、ふと思い至ったことがありまして。

「初心者に技術論読ませるの、もしかしなくても有害では……?」

本日は初心者をどう支えるべきかという姿勢の話と、それを踏まえたうえで今後どういう記事を書いていくべきかについてです。

1.初期段階ではメンタリティ>テクニック

これが投資や起業・独立の話だったら予備知識の要ることなのでどんどん初心者向けの情報を出していくべきだと思いますし、同じ執筆でもライティングに関してであればやっぱり伝えておいたほうがいいこともあるでしょう。

しかし、小説となると話は別。

創作は原則「面白ければ何でもアリ」の世界です。つまりは読者がどう感じるかの問題が大部分を占めているわけで、これはもう小手先の技術論よりも「読者のほうを向いて工夫や試行錯誤する気が本人にあるかどうか」という精神論のほうが重要なんですね。

ビギナーのうちは特にそう。人間「何を目的とした技術なのか」を考える力がつく前にテクニックそのものを学んでしまうと、覚えたテクを使うこと自体が目的化してしまいがちなんですよね。上達どころか意味もなく縛りプレイするようなものです。

個別具体的な技術論は数作書いてみてから手を出すくらいがちょうどいいです。

2.贈るべきアドバイスは「書いてみろ」だけ

というわけで、こと小説に関する限り初心者に対するアドバイスは「とりあえず頭から終わりまで書き上げてみろ、話はそれからだ」一択となります。

とりあえずリリースしてみて、受け手の反応を見て、改善ポイントを探して次の作品に活かす。その繰り返しです。……ここまで一般化すると仕事と一緒だなーってわかりますね。で、小説の場合このサイクルって一人でも充分に回せてしまいます。

誰かに教わったことと自分で学び取ったこと、どちらが活きた技能になり得るかといったら後者です。ビギナーに初めから技術論を教示してしまうと逆に成長の芽を摘みかねません。

補足:形式論は例外

ただし、原稿用紙の使い方とかWebで横書きで掲載するときのレイアウトの組み方とか、そういった形式の話については最初から答えを提示してしまっても構わないでしょう。

これらは考えるというより「そういうもの」として理解すべきものなので。

もちろん背景となっている理由(主に可読性ですね)を挙げることもできますし、初心者向けに書くのであれば納得のためにも付記はしておくべきとは思いますが、ぶっちゃけ一目見ればわかることでもありますから気にしたところで、ねえ……。

そういう意味では、よく言われる「代案を伴わない批判は参考にならない」というのも小説に関しては疑問に思えてきました。代案を伴うほうが罪深いんじゃないかな。ティーチングよりコーチングですよ。

3.技術論は中級者以上を想定して

以上のことを踏まえて今後わたしがどういう方針で記事を書いていくかということなんですが、基本的には投稿プラットフォームの紹介とか出版物における記法とか、そういう形式論を中心にしていこうと考えています。形から入るという言葉もあるとおり、形式の話は初心者にとっても一番参考になるところでしょうから。

技術論は、ある程度書ける人が読むことを想定して語るようにします。

自分一人で書いていて行き詰まったときに初めて参考になるような、支えになる情報を提供していきたいですね。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。