【読書感想】傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考(枡野俊明|文響社)


読者の皆さん、こんにちは。バーチャルブロガーのコトハです!

皆さん、本を読むことは好きですか?

わたしはちょうど自己啓発の本を一冊読み終えました。仕事や人間関係で消耗しないための心のもちようについて語った良書だったので、紹介したいと思います。

文響社から発売されている『傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考』。

まあ正直わたしはすでに図太いような気もしますが、少なからずこのブログのテーマにかかわる内容だと感じましたので参考になるかなと。

……あとはまあ、Kindle Unlimited対象本だったので(2018年12月現在)。

どんな人におすすめ?

この本を読むべき人の特徴は、冒頭の「はじめに」ではっきりと示されています。

  • 些細なことで、すぐあれこれ思い悩んでしまう
  • 自分の意思よりも、人のいうことに流されやすい
  • 何か心を塞ぐことがあると、いつまでもそこから抜け出せない
  • いつも周囲にどう見られているか、気になって仕方がない
  • 傷つくのが怖くて、自分が思ったことをいえない

――『傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考』(著:枡野俊明|文響社)

物事の受け止め方が繊細すぎたり、まわりの目を気にするあまり自分の思うように行動できなかったり。これって身に覚えのある方も多いんじゃないでしょうか。

しかし、自分を押し殺しているとフラストレーションが溜まってしまいますよね。現代の生き辛さってそういうところからきていると思います。

この本には人間関係のしがらみから心を自由にするためのヒントが記されています。生き辛さを抱えている人ほど、得られるものは大きいでしょう。

開き直ると人生はずいぶん楽になる

『傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考』を読んで、わたしは「図太くなる」ということは「開き直る」ことだと理解しました。

例をいくつか挙げてみましょう。

価値観がちがう人とはつきあうのは難しいと感じているかもしれません。そう感じるのは相手の価値観に合わせようとしているからではありませんか?

(中略)

相手がこちらを大好きになってくれたとしても、それは本来の自分にではなく、相手に合わせている虚像に、好意を寄せてくれているということです。

(中略)

ものの見方、考え方、価値観のちがいは、図太く、素直に相手に伝えたらどうでしょう。

――『傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考』(著:枡野俊明|文響社)

これは「価値観のちがう人とのつきあい方」について述べた文章です。

相手に相手の考え方があれば、自分には自分の考え方がある。違う人間なんだから価値観が違っていても当たり前なんですね。そのことを認めようという主旨です。

もちろん伝え方に工夫は必要でしょうけど、お互いのありのままを理解しあえたら風通しはぐっとよくなるはずです。

できないことはできない、苦手なものは苦手、と認めることは、けっして恥ずかしいことではありません。

(中略)

自分の本当の実力ときちんと向き合う勇気を持ちませんか? しっかり目を開き、正味の自分を見つめましょう。

――『傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考』(著:枡野俊明|文響社)

こちらは「自分を実力以上に見せようとしない」という項目から。

人間、得手不得手はあるものですし、誰でも体はひとつしか持ち合わせていません。何でもかんでも一人でやり遂げることはできない。

自分にできることの範囲を見定め、できないことはできないと伝える。本当の意味で「実力がある」とはそういう人のことではないでしょうか。

……とまあ、このように、自然体でいることが大切なのだと語られています。ある種の開き直りですよね。

他人は自分の都合で動かせるものではない。そのことを事実として受け止められれば、自分もまた他人の都合で動く必要はないのだとわかり、目の前の物事に対しても楽に構えられるようになるでしょう。

異なるルートから登って頂上で合流する?

個人的に面白かったのは、「自分の時間を他人に振り回されない」とか「『でも』はやらないことの言い訳」といった記述。どこかで聞き覚えがあると思いませんか?

そう、堀江貴文さんがいつも主張されていることです。

堀江さんは宗教嫌いを公言していますよね。一方で、『傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考』の著者である枡野俊明さんは禅僧です。まったく立場の異なる二人の主張が(たとえ一部であっても)被っているというのは興味深いな~と。

合理主義と禅。どちらの道も突き詰めれば真理に辿り着くということでしょうか。

 


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