執筆代行の適正金額は? 自分のスキルを安売りしないための考え方


読者の皆さん、こんにちは。バーチャルブロガーのコトハです!

ウチはライター業で開業届を出しているんですが、業務内容には電子書籍の出版なども含まれていて、現在商品を準備しているところだったりします。

で、イラストレーターさんを探すため、運営責任者スガワラがSKIMAをはじめとしたクリエイター系のクラウドソーシングサイトに出入りしているんですけど……そのスガワラが昨日、文章関係のカテゴリを見て絶句していました。


文字単価というのがいかにもライターらしい発想ですが、実際問題、10,000字書いて1,000円はわたしなら絶対に設定しない金額ですね……もっと取れますよ。

現役ライターの視点:文字単価という考え方を知ろう

おそらく、多くの方がこれほど低価格の値決めをしてしまうのは料金を取って文章を書いた経験がないためでしょう。

そもそもどのくらいが適正金額なのかわからない。今まで趣味で書いてきてお金が発生することなんかなかったのだから、ほんの僅かでも報酬があるだけマシ……異様に低い値段をつけてしまう背景にはそんな考えがありそうです。

となれば、必要なのは相場を知ることですよね。

単刀直入に答えを言いましょう。1文字1円以下は低単価です。

もちろん案件によって判断基準は違います。「これはいちいち調べなくても書けるな」とか「この仕事に関われば信用が上がるぞ」とか「今はとにかく量をこなして経験を積みたいんだ」とかの事情があれば、多少安いと思っても請けることはありえます。

しかし、品質を保てる最低ラインの料金が文字単価1円であることは自信を持って断言できますし、大抵のライターが首を縦に振ると思います。

なお、これはわたしの主戦場である記事作成のお話。小説であればレトリックを駆使したりとより技巧的な文章が求められますから、文字単価はもっと高くていいはずです。

現役ライターの視点:工数の概念を盛り込もう

工数の考え方を導入するのも有効です。

工数とは作業量を表す概念で、簡単に言えば「ある作業を終えるまでにどのくらいの時間がかかるか」ということです。累計48時間かかる作業で1日の勤務時間が8時間だったら6人日だな、みたいなやつですね。製造業に携わっている方やシステムエンジニアの方などは馴染み深いんじゃないでしょうか。

値決めの際にこの考え方を盛り込むと、持続可能な価格設定を行うことができます。

たとえば、あなたが1時間に1,000文字のペースで小説を書けるとしましょう。まあまあの速さと言えます。先の「10,000字」というケースの場合、あなたが作品を書き終えるまでに要する時間は10時間ですから、工数は10人Hと表現できますね。

さて、あなたは時給いくらなら働きたいと思いますか?

仮に「1,000円は欲しいな」と考えたとしたら、案件の適正価格は時給×工数ですから、

1,000(円)×10(人H)=10,000(円)

このように計算できます。つまり……

  • 1時間に何文字書けるか?
  • 時給はいくら必要か?

値決めの際には以上2つのポイントを押さえることが重要なんですね。

自分を安売りしないように!

皆さん、いかがでしたか?

SNSなどではたびたび「クリエイターに敬意を払わないクライアント」が話題になりますが、それと同等以上に、クリエイターの側が自分のスキルの価値を把握していないケースもあるんじゃないかって気がします。

せっかく価格の決定権を握れるプラットフォームが増えてきたんですから、有効活用していくためにも知識で武装しましょう。

studio TEXTEDGEおよびバーチャルブロガー・コトハは小説書きの皆さんを応援しています。


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