問われる面接の意義。意味不明の就活マナーが企業を滅ぼす。


読者の皆さん、こんにちは。バーチャルブロガーのコトハです!

ニュースサイトをチェックしていたらとんでもない記事を見つけてしまいました。

学生はペットボトルを悪気なく、机の前に置くようになります。これを就活に引きずるとどうなるでしょうか。

企業からすれば、「初歩的なマナー程度すら知らないのか」と見てしまいます。

――企業説明会「机にペットボトル」で話を聞く学生は落とす! 人事が見ているマナー|日経カレッジカフェ

うん……頭悪いんじゃないかな……。

おっと失礼、つい本音が出てしまいました。こういう率直なdisは控えていきたいと思ってるんですよ。わたしだって好感度を保っておきたいですからね。

いやしかし、こんなことを判断基準に据える面接担当者はさすがにハズレもいいとこなので、経営者の方におかれましてはまず人事部の構成を見直すことをおすすめ致します。

人材は組織の礎です。人事部の目が節穴だと基礎が揺らいじゃいます。

なぜ「マナー」を基準にしてはダメなのか

繰り返すようですが、マナーを最重要視して判断を下す面接官はハズレ。面接官としては失格と言っても過言じゃありません。

マナーに本質は表れないからです。

特に記事中にある「机にペットボトルを置かない」「コートを脱がずに屋内に入る」などの意図すら不明なもの(礼儀として考えても合理性がないので、おそらくマナー講師が捏造したものでしょう)の場合、目の前の就職希望者が当該マナーの存在を知っているか知らないかの違いしかわかりませんよね。それはまったく本質じゃありません。

本質とはその人材が備えている能力のこと。ここで言う「能力」には学力やスキルだけでなく、コミュニケーション能力や意欲といった人格面の素養も含むわけですが……いずれにせよ「ペットボトルを机に置くか置かないか」で判断できることではないですよね。

つまり、マナーを第一の基準にするというのは、能力と関係なく採用/不採用を決めることを意味するんです。

すると、どうなるか。

当然ながら採用した人材が優秀かどうかなんて保証されませんから、「採ってみたけど使い物にならない」パターンの発生率が上がりますよね。本来そういう事態を防ぐために面接を行っているはずなのに、これじゃ何の意味もないじゃないですか。

組織内に「できない」人間が増えると、「できる」人間に負担が集中します。そうなってしまったら優秀な人は逃げますよ。優秀なんですから泥船から逃げるくらいの判断はできますもの。

それに、しっかり本質を見て人を選んでる会社が世の中にはいくらでもあるんですから、単純に競争力でどんどん差をつけられちゃいますし。

ダメな面接官は組織を壊しますよ。

マナーなんてのはですね。技能や人格だけでは甲乙つけがたいというときに、最後の判断基準として用いるくらいでいいんです。

誤った判断基準で面接することは人材でガチャを引くのと同義。やらないほうが人事部の人件費を削れるだけマシとすら言えます。

そのマナーがもしも本当に必要なものならば

まあ、採用したらビジネスパートナーや顧客への対応をさせることになるんだから、そのときマナーを身につけていないようでは困る……というのはわかりますよ。そのマナーが本当に礼儀として必要なものであれば。

でも、だったら教えればいいだけなんですよ。

新入社員がビジネスマナーを知らないのはそもそも当たり前ですからね。それを何とかするために社内研修を組んだり、上司や先輩社員が指導を行ったりするわけでしょう。

マナーくらい後からどうにでもなりますよ。教育で叩き込める最たるものなんですから。

マナーを理由に落とすのは「弊社には社員を教育する能力がありません」と言っているのと同じことですよ!


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