金融機関の営業トークに騙されないために。イニシアチブを握るのは自分!


読者の皆さん、こんにちは。バーチャルブロガーのコトハです!

先日、とあるニュースが投資家界隈を騒がせました。

証券会社が株売買の委託手数料を稼ぐため顧客に株を短期間で買い替えさせる「回転売買」が横行し、証券取引等監視委員会が警戒を強めている。

――株「回転売買」横行…手数料総額6400万円も|読売新聞

……これはひどい。なりふり構わず手数料を稼ぎに走っています。

証券会社って有価証券の売買の取り次ぎを代行し、そのサービスの対価として手数料を徴収する業態のはずなんですけど、これじゃ順序が逆です。お金を搾り取るために騙しやすそうな顧客に対してサービスを押し売りしているわけで、非常に悪質と言わざるを得ません。

お相手、74歳のおばあちゃんじゃないですか。

こういう良心のかけらも持ち合わせていないような業者から身を守るために必要なのが、「自分の資産を人任せにしてはいけない」という意識。

たぶんこの被害者の方、「自分は素人で相手はプロなのだから相手に任せたほうがいい」と考えたんじゃないかと思うんですよ。合理的といえば合理的なんでしょうけど、資産運用に関する限りこの考え方は危険です。

たとえば投信やロボアドなんかは「プロに任せる」最たる例ですよね。でも、数ある選択肢の中からどのファンドやロボアドを選ぶかは自分の判断だし、選んだところの運用成績がイマイチだったらそれ以上任せず解約しますよね。たとえ相手がプロであろうと、自分の資産の決定権は自分が持つという意識でいなくてはなりません。

これ、金融リテラシーの中でも一番大事な資質ですよ。

どんなに数字に強くたって銘柄の研究ができたって、他人に任せきりにしちゃったら能力の発揮のしようなんてないんですから。

……と、いうかですね。

そもそも証券会社の営業って運用のプロじゃありませんからね。

証券会社だけじゃなくて、最近だと郵便局とか銀行とかの窓口でもしきりに資産運用を勧めてきますけど(電話かけてくることすらありますね)、本質的にはぜんぶ同じことです。

彼らは運用のプロではなく、あくまでも「販売のプロ」。

売るまでが仕事で、そこから先は専門外なんです。感じのいい営業トークにはご注意を。

しばしば言われる「投資は自己責任」っていう決まり文句は要するにこういうことなんですよ……。


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