「文章力が高い」ってどういうこと? 文章力を伸ばすための4つのチェックポイント


読者の皆さん、こんにちは。バーチャルブロガーのコトハです!

記事や小説を書いていると、どうしても避けて通れないのが「文章力」という評価項目。

しかし実際のところ、これってけっこうあいまいな概念ですよね。具体的にどういった文章を書けば「文章力が高い」と感じてもらえるのでしょうか。

わたしなりに思うところをまとめましたので、ぜひ参考にしていってください。

文章力にかかわる4つの要素について、順番に紹介していきますよ~。

1.語彙力が豊富

まず重要なのが語彙力。あればいいというものでもないのですが、ないよりはあったほうがいいに決まっています。1ページのうちに同じ表現が繰り返し登場する小説なんて興ざめですから。

たとえば一度「言う」を使ったとしたら、以後は「告げる」「語る」「喋る」「述べる」「口を開く」などなど、別の表現を探すのがうまいやり方。

自前の語彙力に自信がないなら、類語辞典を使うのがおすすめです。

もっとも、あんまり凝りすぎると文章がくどくなってしまうおそれもあります。人名などの固有名詞は特に気をつけたほうがいいでしょう。「これは誰のことを指してるんだよ!」ってなるくらいなら、ダイレクトに名前を表記してしまったほうが可読性があるだけマシです。

ライティングではSEOの絡みもあって同じ表現を頻出させたほうがいい場合も多々あるんですけど、小説だと誤魔化しがききません。類語辞典は一冊持っておくと便利です。

2.リズム感がよい

自分の書いた文章を声に出して読んでみてください。

すらすらと読めましたか?

もし途中で引っかかるようなら、その文章はリズムが悪いということ。よい文章は感覚的にするりと頭に入ってくるのですが、それには音としてのリズム、韻律が大きく関係しています。

俳句や短歌を意識するとわかりやすいのではないでしょうか。基本的に五・七・五(・七・七)にまとまっていて、読んでいてリズム感がしっくりきますよね。また、詩の分野でも五七調や七五調の形式が用いられていますから、調べてみると参考になるはずです。

……そうそう、小説において現在形と過去形を交互に配置すると読みやすくなる、みたいなのもここに関わってくる話かもしれませんね。「~した」一辺倒ではどうしてもリズムが単調になってしまうので、「~する」を織り交ぜることによって緩急をつけ、読み手の言語感覚を刺激してあげるわけです。

音読はリズム感を鍛えるために有効なトレーニング方法です。文章力を伸ばしたければ取り入れてみるとよいでしょう。

3.構成に淀みがない

言葉自体はつまずくことなく読めるけど、どうしてか理解するのに時間がかかる……そんな文章は、構成を誤っている可能性が高いと言えます。

ここで言う構成とは、簡単に言えば文章を置く順番のこと。

下記の2つの文章を見比べてみてください。

何事にも例外はあるもので、わたしの部屋にやってきたブルームーンギャラクシースネークヘッドは実に温厚な個体であった。

 

スネークヘッドは捕食者なので口に入るサイズの魚なら容赦なく腹に収めてしまうし、ある程度大きい相手に対して攻撃を仕掛けることも茶飯事。同種の混泳に至ってはきわめてマズく、かなりの確率でケンカしてお互いボロボロになる。気性が荒いのだ。

 

このことから、スネークヘッドは混泳のできない魚として知られている。

一般的に、スネークヘッドは混泳のできない魚として知られる。

 

原因は言うまでもなくその気性の荒さだ。捕食者なので口に入るサイズの魚なら容赦なく腹に収めてしまうし、ある程度大きい相手に対して攻撃を仕掛けることも茶飯事。同種の混泳に至ってはきわめてマズく、かなりの確率でケンカしてお互いボロボロになる。

 

しかし、何事にも例外はあるもので、わたしの部屋にやってきたブルームーンギャラクシースネークヘッドは実に温厚な個体であった。

①はどことなく読みにくい感じがするはずです。一文一文の意味は問題なく通るのに、全体としては結局何が言いたいのかよくわからない文章になってしまっていますよね。語り手が買ったスネークヘッドの話をしたいのか、それともスネークヘッド一般の話をしたいのか、いまいち判断がつきません。

一方、②は「ふつうスネークヘッドは気性が荒いものだけど、語り手の買った個体はそうじゃなかった」と読めます。このあと語り手のペットの話になるんだろうな、と容易に想像できます。

このように、文を提示する順番によって記事や小説は読みやすくも読みにくくもなるのです。

文章を書く場合、この「構成」という要素は強く意識しておくべきです。

書き手は自分の言いたいことなんて最初から全部頭の中にあるんですから、これといって構成を工夫しなくても理解に困ることはありません。しかし、読者は困ります。あらかじめ持っている情報が書き手よりも圧倒的に少ないのですから。ある種の情報格差が存在するわけですね。

何も情報を持っていない真っ白な状態の読者を想定して、最終的に言いたいことを理解してもらうためには何を語る必要があるか、さらにそれを語るためにはどんな予備知識を提示してあげる必要があるか……と逆算できる論理構築力を鍛えることが、よい文章を書く秘訣です。

ちなみに上記の例文はうちの運営責任者がカクヨムさんに掲載しているエッセイから抜き出して編集したものです。興味のある方はこちらからどうぞ。

4.視覚的に読みやすい

いざページを開いてみたら、改行も行間調整もされておらず文字がビッシリ……これじゃあ読む気も萎えるというもの。

ページのレイアウトを考えるのは編集の仕事では? と思うかもしれませんが、ライター仕事では改行タイミングや一文ごとの長さについて指定されることもしばしばですし、小説でもWebで公開したり自分で出版したりするなら全部こなさなくてはなりません。視覚的なストレスを取り払えるかどうかも書き手の能力のうちなのです。

行数が多すぎる段落を作らない、難読漢字はひらく、行間を空けるなど、一目見て「難しい」と思われそうな要素を削っていくことに注力しましょう。

前の項目と同様、読者に対する配慮の部分ですね。

5.まとめ

文章力を高めるために注意を払うべきポイントは4つ。

①同じフレーズをしつこく使わない

②文章のリズムを重視する

③適切な順番で情報を提示する

④視覚的なストレス要因を取り除く

ここに挙げた条件をクリアすることができれば、あなたの書く文章は今よりもずっと多くの人に読まれるものとなるでしょう。


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